【おうちの方へ】読書感想文におすすめの本

「かんたん読書感想文」は教材配送7月号といっしょにお届けした特別教材です。
国語ワークブック作問者の佐藤友樹先生が紹介する、学年別に読書感想文におすすめの本を参考に、お子様と一緒にピッタリの本を選んでみてくださいね。

いつも食べているお弁当。その食べ物はどこで作られ、どうやって運ばれて、ここに集まっているのでしょう? お弁当を調べると、多くの自然のめぐみと、たくさんの人たちの仕事がそこにあることがわかります。
作・絵:鈴木まもる
定価:本体1300円+税(金の星社)

道案内したおじさんは、なんと「死神」でした。でも、おじさんは、人の不幸を見る仕事が自分に向いていないとなやんでいました。おもしろくて考えさせられる物語ですが、最後にすてきな結末が待っています。
作:いとうみく/絵:田中映理
定価:本体1200+税(理論社)

チイちゃんの家は花屋さん。花は人を幸せにします。店ではおばあちゃんの作る花たばが、お客さんに喜ばれていました。花が好きなだけでは花屋さんになれません。チィちゃんに花たばを作るテストが始まりました。
作:森絵都/絵:たかおゆうこ
定価:本体1300円+税(岩崎書店)

カラスは家庭ごみを散らかす嫌われものです。でも、カラスの立場になってみたらどうでしょう。カラスにも言いたいことはきっとあるはずです。人間の近くで生きるカラスの生活を観察して考えてみる本です。
作:嶋田泰子/絵:岡本順
定価:本体1200円+税(童心社)

新千円札の顔となった「北里柴三郎」について知っているでしょうか。伝染病の予防・治療のための多くの発見をして、「近代日本医学の父」と呼ばれました。コロナ感染を経験している今、読んでほしい本です。
分:たからしげる/絵:立花まこと
定価:本体1500円+税(あかね書房)

孤独な人をいやすロボットの開発を始めた吉藤さん。海を守るために魚を逃がす漁師・斎田さん。幸せを広げるチョコレートの店を作る石原さん。いずれも地球の未来を優しさで守る仕事。本当にあった話です。
文:岩貞るみこ/絵:片塩広子
定価:本体1400円+税(講談社)